pythonの起動
1. Windowsのスタートメニューから “Anaconda Prompt” を起動
(pythonへのPATH変数が通っていれば、通常のコマンドプロンプトでも同じ)
2. 作業フォルダーに移動。例えば、F:\workへ移動するなら、
(赤字部分を入力し、Enterを押す)
(base) C:\Users\tkamiya>f:
(base) F:\>cd work
(base) F:\work>
対話モード (interactive mode)
1. Pythonを引数なしで起動
(base) F:\work>python
“>>>” は、pythonの入力プロンプト
ここで、pythonのプログラムと同じコマンドがすべて使えるので、文法の確認などをするといい。
対話モードで変数の型、扱いを確認してみる
>>> a=10 整数の代入
>>> print(a)
10 整数として表示
>>> a=10.0 実数として代入
>>> print(a)
10.0 実数として表示。デフォルトでは最小の小数点で表示される。
>>> a=10.00 桁数が違う実数として代入。
>>> print(a)
10.0 実数として表示。デフォルトでは最小の小数点で表示される。
>>> a="10.00" 文字列として代入
>>> print(a)
10.00 文字列のため、代入した値そのままが表示される
>>> a=[10.00, 10, '10.000'] リストとして代入
>>> print(a)
[10.0, 10, '10.000'] リストの要素が [] にくくられて表示。要素ごとに型が違うことがわかる
>>> a[1]=3 要素番号 (index) 1 の要素を 3 に変更してみる
>>> print(a)
[10.0, 3, '10.000'] 2つめの要素が3に変更されている(indexは0から始まることに注意)
>>> a.append(5) リストに要素を追加
>>> print(a)
[10.0, 3, '10.000', 5]
>>> a=(10.00,10,'10.000') タプルとして代入
>>> print(a)
(10.0, 10, '10.000') タプルの要素は () にくくられて表示される。
>>> a[1]=3 index 1 の要素を 3 に変更してみる
Traceback (most recent call last): Trace: "痕跡をたどる” => incidentが生じた場所を探すこと
File "<stdin>", line 1, in <module>
TypeError: 'tuple' object does not support item assignment
タプルの要素は変更できないのでエラーになる
>>> a.append(3) タプルに要素を追加してみようとする
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
AttributeError: 'tuple' object has no attribute 'append'
appendという属性(attribute)がないのでエラーになる
>>> exit() pythonスクリプトを抜ける関数。この場合は対話モードから抜ける
(base) F:\work>