変数の型は、代入する値の型によって決まる
整数型 (integer)
n = 10
浮動小数点 (実数) 型 (floating point)
x = 10.0
x = 10.0e5
文字列型 (string) "" あるいは '' でくくる。どちらも意味は同じ。
s = "abc"
s = 'abc'
文字列内に
'
や " が含まれる場合、くくる引用符を変えることで表現できる。
s = "a'bc"
あるいは、'\' を使って特殊文字をエスケープする。
s = 'a\'bc'
改行文字 (LF) \r
行頭復帰文字 (CR)
\n
タブ \t
直後の1文字
\\ \
文字自身
\' '
\" "
s = 'a\'bc' 文字列内に \ があると、直後の1文字となる(上記特殊文字等以外)
リスト型 (list) 複数の要素を持つ配列
d = []
要素を追加する場合
d.append(3.0)
追加する値の型により、その要素の型は変わる => 一つのリストに、異なる型の要素を持たせられる
i 番目の要素を参照
d[i] 注意:Basic, Fortranなど以外のプログラム言語では、
要素番号 i は0から始まり、N-1 まで (Nは要素数)
"val"がリストdに含まれるかどうか
if "val" in d:
タプル型 (tuple) リスト型に似ているが、要素の書き換えができない => 定数リスト
d = ()
書き換えができないので、.append() は使えない
i 番目の要素を参照
d[i]
"val"がタプルdに含まれるかどうか
if "val" in d:
辞書型 (dict) 文字列で区別される複数の要素を持つ配列
d = {}
要素を追加する場合
d["key1"] = 3.0
追加する値の型により、その要素の型は変わる => 一つの辞書型変数に、異なる型の要素を持たせられる
"key2" 番目の要素を参照
d["key2"]
keyとしては、文字列型以外の変数、値も使える
keyのリストを取得
d.keys()
"key1"
がキーに含まれるかどうか
if "key1" in d.keys():
"key1"
がキーあるいは値に含まれるかどうか
if "key1" in d:
値のリストを取得: d.values()
keyと値のリストを取得:
d.items()
for文での使い方:
for key, val in d.items():