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NEWS:


2024年度 チュートリアル

主催: D2MatE

共催: 
 元素戦略MDX研究センター 講演会 
 第180回フロンティア材料研究所学術講演会 
 出島コンソーシアム・チュートリアル講座 
 物質・情報卓越教育院講演会

開催日時・チュートリアル題目: 

2024年5月10日(金) 15:00~16:30 「チュートリアル: 実空間像から理解するバンド理論」 

2024年5月17日(金) 15:00~16:30 「チュートリアル: 第一原理計算は何の役に立つか」

開催方法: Zoom Webinar

参加対象: 制限はありません 

参加費: 無料

事前登録: 終了しました

講義資料 (5/10): 20240510bandtheory2.zip (2024/5/10 16:34)

講義資料 (5/17): 20240510bandtheory2.zip  (2024/5/17 16:50)
    講義資料本文  20220702Text.pdf (2022/7/28 15:18更新)
               付録  20210805Appendix.pdf

録画 (5/10): 

録画 (5/17): 

講師:神谷利夫 (東京工業大学 国際先駆研究機構 元素戦略MDX研究センター)

概要:  

「チュートリアル: 実空間像から理解するバンド理論」

  3次元周期構造を持つ結晶の電子構造は、Blochの定理に基づくバンド理論により、単位格子中の電子構造とBlochの波数ベクトルkによる計算に簡略化される。
これは、実用上最も重要な利点であるが、一方、電子構造は波数kにより表される「逆格子」で理解することになるため、バンド理論やバンド構造になじめない方も多いと思う。
  本チュートリアルでは、まず、周期構造における電子の透過について実空間から理解し、電子輸送において周期構造がもつ重要な特徴を説明し、バンド理論へつなげる。
その後、(ほぼ)自由電子モデル、Kronig-Pennyモデル、平面波近似、Tight-binding近似について、
http://conf.msl.titech.ac.jp/Lecture/jsap-crystal/index.html に公開しているpythonプログラムを使いながら説明していく。

「チュートリアル: 第一原理計算は何の役に立つか」

  本チュートリアルでは、実際の材料の電子構造を計算する「第一原理バンド計算」について、どのようなことがわかるかについて説明する。
本チュートリアルの内容は、上記URL の「2023年度結晶工学スクール 「バンド構造を用いた材料開発(実践編)」」の抜粋である。
 また、実際の計算においては、 http://conf.msl.titech.ac.jp/D2MatE/2023Tutorial/tutorial2023.html で公開している
「チュートリアル:どのように第一原理バンド計算の条件を決めるか」も参考になる。

 連絡先:

東京工業大学 国際先駆研究機構 元素戦略MDX研究センター
       科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所
  神谷利夫
  E-Mail: kamiya.t.aa@m.titech.ac.jp